ビッグデータを駆使した一味違うシャトルサービスを提供する Bridj

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最近様々な交通系のスタートアップが出てきており、タクシー代なども随分下がってきたが、それでも通勤や通学に使えるのは昔ながらのバスや地下鉄だ。渋滞などが発生するといつやってくるのかつかめない上、満員だったりするとひたすら立ってスマートフォンをいじるだけになってしまう。

Bridjはそんな状況に一石を投じるシャトルサービスを提供する。ユーザはWebサイトで乗り降りする場所と時間をもとに自分が乗りたいシャトルを選択し、チケットを購入する。チケットはだいたい1ドルから3ドル程度でバスや電車と同じ程度だ。シャトルの中はWifiが使え、確実に座れるため、通勤や通学時に何らかの作業もできるようになっている。

これだけを見るとただの格安のシャトルサービスのように見えるが、Bridjはユーザのサインアップや路上からのデータなどをビッグデータで解析することによってシャトルのルートを増やしたり、時間短縮のために最適化したりするという点が従来のシャトルとは異なるようだ。現在はBoston市内でベータテストを行っている段階だが、その結果次第で他の地域への展開やアプリなどの登場が期待される。しばらくは注目しておきたい。

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