Retinaクラスの映像を眼球に直接照射。Virtual Retinal DisplayのGlyph

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Avegant Glyph from envisionit on Vimeo.

ゲームや映画の世界ではいかにリアリティのあるものを見せるか、という競争が既に始まっている。FacebookのOculus Display買収もその一端であるといえるだろう。

Avegantの提供するVirtual Retinal Display、Glyphは同じ領域を狙っている。ただし、やり方は大きく異なる。物自体は一見、ヘッドホンのように見えるが、ヘッドホンの上に当たる部分を折り、目の上に装着することで利用する。秘密はその内側にある。中にはレンズがあるのだが、この中に200万以上の小さな鏡があり、これがLEDから照射される映像を反射することで、ユーザの眼球にはそれらの情報が3Dとして伝わるのだ。映像を見ない時は、ノイズキャンセリングヘッドホンとして使うこともできる。

現在はPre-orderを受付中。499ドルということで、多少値が張るが、面白い一品だ。

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